中古住宅リフォーム、次に知りたい期間のこと

規模別、修繕箇所別のかかる期間について

ここでは、費用の項目と対応させて、修繕箇所の規模別にかかる期間を見ていきましょう。

まずはキッチンです。
キッチンの場所を動かすわけではなく、機器をそれぞれ変えるだけ、といった小規模なリフォームの場合には、期間はそれほどかかりません。
今あるキッチンの解体、給排水工事、キッチン機器の取り付けをすべて合わせて6日ほどかかります。
キッチンの場所や向きを変えるとなると、合計で2~3週間かかります。

次にトイレです。
洋式トイレの交換、室内の壁や床の交換は1~2日で済みます。
しかし、配管や内装工事を伴う規模の大きい場合は、3~5日かかってしまいます。

最後に風呂場についてです。
ユニットバスの浴槽のみ交換する場合は1日、浴槽全体をリフォームする場合は4日ほどかかります。
しかし、一昔前の日本で日常的だった、タイル風呂からユニットバスへのリフォームは、4~7日ほどかかってしまいます。

リフォーム期間が長い場合はどうする?

日常的に毎日使う水回りのものが、リフォームのためとはいえ、数日間使えないのは困りますよね。
ここではリフォーム期間中の、それらの代替の仕方についてまとめます。

まずはキッチン。
コンロを取り換える場合は、しばらく火が使えませんから、なるべく電子レンジや給水ポットで沸かしたお湯を使って食べられる食べ物をチョイスしましょう。
シンクを交換する場合は、使い捨ての紙コップや紙のお皿を使いましょう。

次にトイレです。
トイレの工事は1日で終わることが多いですが、2日間かかってしまう場合などは、万が一のことも考えて、災害時に使用する携帯型のトイレを用意しておきましょう。

最後に風呂場のリフォームの場合です。
風呂場はやはり、ユニットバスだけ交換、という以外はどうしても日数を要してしまいます。
そんな時は地元の銭湯や、ジムのシャワーを利用すると良いでしょう。
たまに行く銭湯は、新鮮で良いものですよ。